液体急速凍結『牛信凍眠・冷凍シリーズ』
うま味、鮮度と食感を100%保存する「凍眠」液体急速凍結システムで
冷凍商品を提供いたしております。
牛信凍眠・冷凍シリーズ 人気のお薦め商品
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お客様のニーズに合わせたカッティング商品で凍結いたします
牛信凍眠凍結の特徴
従来、凍結の主流は冷気の中に製品を入れて凍結を行う『エアーブラスト方式』、家庭用の冷蔵庫の冷凍室にも採用されている方法で、商品が芯まで冷凍されるまでに時間がかかりお肉の内部に100~200ミクロンの氷の結晶ができて凍結します。しかし、お肉の細胞は20~30ミクロンなので、細胞を破壊してお肉のうま味や栄養をドリップとして流してしまいます。
弊社の、「凍眠・冷凍シリーズ」液体急速凍結商品は、凍結までの時間が通常の20倍と早く、5ミクロンの氷の結晶で凍結させますので、下記のような特徴があります。
- 凍結時間が短いので、凍結時の氷の結晶が極小、お肉の細胞を傷つけない
- 液体凍結で凍結時間が短いので、解凍後もうま味、食感を保持
- ドリップが出ない冷凍方法なので、うま味が流出しない
- 凍結前の新鮮さを保持
- レストランでは多く仕入れた食材を、必要に応じて解凍し、お客様に提供可能
- 冷凍庫で長期保存可能
エアブラスト冷気凍結と凍眠・液体急速凍結との違い
氷結晶の膨張イメージ
従来のエアブラスト
凍眠
凍結比較
従来のエアブラスト凍結
凍結後に素材からドリップ(旨味成分)が
滲み出てしまっています。
凍眠の液体凍結
解凍後も細胞が破壊されない為、
ドリップが滲み出ることはありません。
凍眠・液体急速凍結で凍らせると品質がよくなる理由
お肉などの中には水分があり冷凍をすると、その水分は氷の結晶となります。冷凍する際に結晶が膨張する温度帯(最大氷結晶生成帯:0℃~-5℃)を通過するスピードが遅いと、氷結晶はみるみる膨張します。食材の細胞が20~30ミクロン程度であるのに対し、氷結晶のサイズが細胞よりも大きく100~200ミクロンなってしまいます。そうなると、細胞膜や細胞壁などを傷つけ、解凍時にそこからドリップが流れ出てしまうのです。うまみ・栄養素を含むドリップが流出することで、冷凍は美味しくないといったイメージがついていました。
一方、凍眠で急速冷凍をすると、最大氷結晶生成帯を素早く通過するため、氷結晶サイズは5ミクロン程に抑えられます。氷結晶が非常に微細なので、細胞破壊を防ぎ、解凍後も凍結前の状態に近い高い再現性を維持することが出来ます。
おすすめの解凍方法
最もおすすめ! 氷水解凍
手間と時間がかかりますが、最もオススメな解凍方法!
水漏れしないよう2重にビニール袋に入れた後、氷水に浸し、さらに完全に解凍するまで適宜氷を追加してください。1kgあたり2時間が目安です。美味しく解凍する為のポイント、お肉の表面温度を低く保ちながらの最短解凍です!
冷蔵庫内での自然解凍
多少時間がかかりますが、こちらも旨みと品質を保ちながら解凍できる方法です。時間の目安は1kgあたり約4時間です。冷凍お肉の外側と中心部の温度差が少ない状態で解凍されてゆくのでお肉の旨み成分であるお肉汁の流出を最小限に抑えることができます。
避けていただきたい解凍方法
以下の解凍方法は短時間で冷凍お肉を解凍することができます。しかし、旨みや品質に影響が出てくるため、オススメはできません。
- 室温解凍
急激な温度変化により美味しさ・品質ともに損なわれます。また、細菌が繁殖する原因となります。 - 電子レンジ解凍
急激な温度変化により美味しさ・品質ともに損なわれます。また、解凍にムラがでやすいです。 - 流水解凍
お肉の温度が上昇するため、急激に鮮度が低下してしまいます。 - 温湯解凍
お肉の表面と中心部の温度差が大きくなってしまうため、お肉汁を流出させてしまいます。また、表面は解凍されていますが、中心部は凍ったままということもあります。
牛信凍眠・冷凍シリーズの生産工程をYouTube動画でご覧ください